七郎の裏切りは、鹿男を変えました。
酒を手放せなくなり、毎晩深酒をするようになりました。
酔った鹿男は、鹿子が泣くまで絡み続けました。
鹿美が小言を言うと「なんだとぉ?」と凄んで鹿美を殴りました。
「止めて!」
泣き叫ぶ鹿子。
あんなに優しかった鹿男を、
七郎と金が豹変させたのです。
鹿子は、何度も思いました。
「生まれて来なければ良かった。」
毎晩繰り返される父親の恫喝、暴力。
叫ぶ母親。
遠い日の優しい記憶が、鹿子の心を余計に苦しめました。
「これが同じ家、同じ親なのだろうか、、、」
続きはまた明日。
(*・ω・)b
まさこさん
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