裏切りの影踏み9
- 2019/12/17
- 22:22
鹿男の叔父が近くに住んでいました。
理容店を営むキヨシ叔父さんは、お金持ちでした。
3階建の自宅兼店舗は、とても立派なものでした。
ある日、一番末の弟、七郎が鹿男たちの家を訪ねて来ました。
「鹿男兄さん、オレ、キヨシ叔父さんからお金を借りようと思っているんだ。」
「そんなに金に困っているのか。」
「あぁ、、、それで、、、言いにくいんだけど、キヨシ叔父さんが、保証人がいるって、、、」
「保証人、、、」
「鹿男兄さん。頼む。すまない。」
両親亡き後、跡取りとして末の弟の面倒を見てきた鹿男。
本当にダメな奴だけど、助けてやりたい。
鹿男は判を押しました。
そして、ほどなく。
夜逃げ。
そこから、幸せな風が吹いていた鹿美の巣は、
激流に飲まれてゆきました。
続きはまた明日。
おやすみなさい。
(*・ω・)b
まさこさん
更新の励みになります。

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村
理容店を営むキヨシ叔父さんは、お金持ちでした。
3階建の自宅兼店舗は、とても立派なものでした。
ある日、一番末の弟、七郎が鹿男たちの家を訪ねて来ました。
「鹿男兄さん、オレ、キヨシ叔父さんからお金を借りようと思っているんだ。」
「そんなに金に困っているのか。」
「あぁ、、、それで、、、言いにくいんだけど、キヨシ叔父さんが、保証人がいるって、、、」
「保証人、、、」
「鹿男兄さん。頼む。すまない。」
両親亡き後、跡取りとして末の弟の面倒を見てきた鹿男。
本当にダメな奴だけど、助けてやりたい。
鹿男は判を押しました。
そして、ほどなく。
夜逃げ。
そこから、幸せな風が吹いていた鹿美の巣は、
激流に飲まれてゆきました。
続きはまた明日。
おやすみなさい。
(*・ω・)b
まさこさん
更新の励みになります。

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村
スポンサーサイト