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○×クイズ~他人の不幸は蜜の味~

仕事帰りにスーパーに寄りました。

店内に入ってすぐ、見知らぬおばさんに声を掛けられました。

「あの、もしかして、鹿田さんちの娘さん?」
「はい、そうですけど、、、」
「お母さん、最近見かけないんだけど、何かあったのかなって。」
「失礼ですが、お名前教えて頂けますか?」

「河西です。」
「あ、母から聞いたことあります。」
「自治会で一緒だったのよ。」
「そうですか、、、母、亡くなったんですよ。」

「そうなの、、、」
「突然だったから。」
「突然って、心筋梗塞か何か?」
「いえ、がんで。」
「がんってすい臓とか?」
「、、、はあ、まぁ、、、」

「○○病院?」
「、、、はい。」
「見落とされたの?」
「いえ、すい臓は分かりにくいから、、、」
「そうなの?」
「痛みが出た時にはもう、遅いんですよ。発見しにくいがんなので。」

「そう。寂しくなったわね。」
「はい。」
「体に気を付けて。」
「声を掛けて頂きありがとうございました。」

私は笑顔で、さよならの挨拶をしました。

河西さんは「すい臓がんって怖いわ、、、」とつぶやきながら、
スーパーを去って行きました。

、、、、、これ、、、、、

確実に、
「母がすい臓がんで死んだこと。」
知ってますよね?

その答え合わせ。

歪んだ風の噂。
「鹿田さんが、○○病院ですい臓がんで亡くなった。○○病院の見落としだって。」

このあたりですかね、、、

○○病院ではなく、通っていた個人病院で発見が遅れたこと。
○○病院で、必要ない手術をしたこと。
痛みにとても苦しんだこと。

そんなこと、絶対言いたくありませんでした。

母は、頑張って頑張って、戦って戦って、そして命を最期まで燃やしたのです。
それは無駄ではなく、気高く強い母の精神なのです。
私はそう思いたいのです。

人から母が憐れみの目で見られることは耐えられないのです。

ここまで書いて、久々に涙がこぼれました。

私は傷ついてしまいました。
河西さんと言う、母の知り合いの遠慮ない答え合わせに付き合わされ、
泣いています。

どこにぶつけることも出来ないから、
こうしてブログに書いています。

何もできません。
ウソをついても、あがいても、事実は変えられないし、
母は帰って来ません。

悲しい。
悲しい。

病院を無理矢理でも変えるべきだった。
手術に反対するべきだった。
もっと早く鎮静剤を入れてあげるべきだった。

悲しい。
とても悲しいです。

読んでくれてありがとうございます。

おやすみなさい。

(*・ω・)b
まさこさん

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プロフィール

鹿子

Author:鹿子
母の闘病を綴ります。すい臓がんステージ4b。糖尿病併発。ジェムザール単剤での治療選択。

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