月と花火と焼き肉

2019/08/13
22:22

仕事でした。

とにかく暑いですね。
ひんやりとした砂壁部屋に籠るモモが、ひたすらに羨ましい、、、

散歩道。

稲穂が黄金一歩手前となり、枯れゆく独特の香りを放ち始めました。
胸いっぱいに吸い込んで、香りを楽しみました。

早稲ですから、稲刈りも近いことでしょう。

まだ暑い庭先で、バーベキューをする家の横を通り過ぎました。

お父さんは、ビールを飲んで赤い顔。
お母さんは、煙の中で肉を焼いていました。
子供は、焼きおにぎりと、焼きトウモロコシ。

いいな。
いいな。
羨ましいな。

絵に描いたような幸せの図。

ささやかで、ありふれているようで、
でも誰もがみんな、手に入れられるものではない、特別な瞬間。

私にもあった。
そんな幸せな頃が短くてもあったのだから、、、
今はただただ頑張ろう。
生きてゆくことだけを考えよう。
ハフタリブだから。

「ねぇモモ。いい匂いね。バーベキューっていうのよ。」
「はぁ？そんなの知らない！」

今度、１人焼き肉しよう。
そうしよう。

20時45分。

ドーン、ドーン。
花火が打ち上げられる音です。

2階へとゆっくり向かいました。

「母さん、花火だよ。」

２年前、二人で見た花火。
花火
１年前、一人で泣きながら見た花火。
玉響

今年も一人で。
でも、涙はありません。
精神安定剤のおかげではありますが。
パピコ(大人の濃厚ショコラ味)を食べながら。

丸い月の下、大輪の花がいくつも咲きました。

「母さん。二人で見たあの日を昨日のように思うよ。会いたいね。」

あの月に母がいるのでしょうか。

来年も見よう、この花火を。
ハフタリブ。
頑張って頑張って頑張る。

夕飯
豚のそぼろ丼どーん！どーん！(昨日の残り)
さつま揚げ(残りもの)

おやすみなさい。

(*･ω･)b
まさこさん、H.Aさん　　

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