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もしも側にいるならば

田植えが終わっていました。

美しい。

写真を撮れば良いのですが、身バレが怖いので止めておきます、、、

ちなみにこんな感じの風景です。
田んぼ

この外側には建て売り住宅があって、年々田んぼの規模が小さくなっているのが寂しいです。

それでも、まだまだ広範囲に田んぼが広がる散歩道は貴重です。

畦道を歩きながら、歩に合わせて、
「母さん。千代ちゃん。母さん。千代ちゃん。」
と呟きました。

端から見ればおかしい人でしょうが、いいのです。
誰もいない田んぼの中道ですから。

「母さん。千代ちゃん。田植えがね。終わったよ。」

家の前で、母の友人とバッタリ出会いました。
「鹿子ちゃん!心配してたのよ。」
「おばちゃん。久しぶりです。」
「元気にしてるの?」
「うーん、、、なかなかね。」

「1人でいるんでしょ?」
「うん。犬とね。」
「どうやって生活してるの?」
「仕事と山と犬で終わりよ。」
「自分の時間ないじゃない。」
「ないよ。全部母さんのせいだから(笑)」

「私もいつ死ぬか分からないから、家の整理ばかりしてるの。子供に迷惑かけたくないから。」
「それ大事。私なんて服1枚捨てれなくてね。死なれると全てが思い出になってしまって。」
「あんなに早く逝くなんて、、、」
「本当に。」

「私も犬飼いたいけど、70歳過ぎたから、やめておこうと思って。」
「そうよー。7人家族だったのに、今は私だけだもん。どうにもならないよ。」

「鹿子ちゃんのこと見守ってるはずだから。」
「ないない!死んだら終わりって、母さん言ってたから!」
「そんなことないよ。親はずっと見てるから。」
「それならいいけどね、、、ちっとも助けてはくれないよ(笑)」

20分の長話の間、モモを家の敷地に入れてリードを外してやりましたが、
私の足元から1歩も動かず。

自由に動けるのに、モモは自分の意思で私の側から離れないのです。
私が洗濯物を干す間、庭を駆け回るのが大好きなのに、
見知らぬ人と話す私のことが心配で側にいるのです。

かわいくて、愛しくて、切なくて、苦しい。

「母さん、千代ちゃん。私のことはいいや。モモを見守って。留守番、寂しくないように。」

スーパーへ買い物。
4割引のお好み焼きと玉ねぎサラダ買って、夕飯はそれで済ませました。

明日は休みです。

おやすみなさい。

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プロフィール

鹿子

Author:鹿子
母の闘病を綴ります。すい臓がんステージ4b。糖尿病併発。ジェムザール単剤での治療選択。

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