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夕陽に輝く泥だんご

仕事でした。

帰ってモモと散歩へ。

道すがら裏の畑を見たら、防草シートが派手にめくれていました。

散歩から戻って直しました。
押さえのピンが足りないので買わないといけません。
20センチだと外れやすいので、30センチを買おう。

母が亡くなってから、山や畑関連の買い物をたくさんしています。
時間節約のため、ほぼネット通販です。

今日も、先日購入した三角ホー(三角鍬)が届いていました。
三角ホー

地中深く横に横に根を伸ばす、竹の根を掘るために買いました。
鍬やシャベル、この三角ホーも持っているのですが、
何せ昔ながらの物は重く、非力な私には扱い辛いのです。

今の物はアルミ製で軽いですから。
しかも今回購入した物には、サイドにギザギザが付いていて、根を絡め取ってくれそうです。

届いた三角ホーを眺めて沸き上がる静かな期待。
「早く使いたいなぁ。サクサクと竹の根取れるかしら(^.^)」

「早く山に行きたいだなんて、、、こんな風に思うようになるとは(^^;」

小さい時から、毎日毎日山で遊んでいたせいでしょうか。
大人になってから足が遠退いたとはいえ、その頃に培われた野良人の血が燃えるのです(笑)

甥や姪に「山で遊んでおいでよ。」と言うと、
「どうやって?」と私には信じられない答えが返ってきます。

鍬を渡して「そこ掘って。」と頼むと、
「え?どうやって?」とやっぱり言うのです。

「え?鍬使ったことないの?」
「生まれて初めて触るもん。」

驚愕。

「私が死んだら、この山はみんなで守るんだから鍬ぐらい使えないでどうするのよ!」

シーン。

彼らの心に、燃える野良人魂は存在しませんから仕方ありません。

時間があれば山でずっーと遊んでいたいですけどね、私は^^;

水路にゲンゴロウを探したり、木苺を食べてみたり。
崖の上からただただ飛び降りて自分の勇気を試す。
秘密基地を作って、宝物をそっと忍ばせる。
バカみたいに泥だんごを磨く。

そんな風に私の子供時代は過ぎてゆきました。
楽しくて、帰り難くて、夕陽が落ちるまで。

「いつまで遊んでるの!もう夜よ!」
家に帰るとよく母に叱られました。

懐かしい戻らない日々。

けれど、山は今もそこにあります。

やはり「何があっても山だけは守っていきたい。」
三角ホーの包みを開けながらそう思いました。

夕飯
適当に作ったパスタ
念願の味噌汁

おやすみなさい。

(*・ω・)b
H.Aさん

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