満ちる
- 2019/02/20
- 22:22
満月ですね。
正確には、昨晩深夜20日になったばかりの時に満月となりました。
その頃は夢の中でしたから、今夜夜空を見上げてみました。
曇り空の隙間から、満月。
飛行機雲が二筋。
夜の飛行機雲は珍しい、と思いながら月と雲を見つめました。
「母さん。」
自然とそう思ってしまうのはなぜなんでしょうね。
太陽を見ても月を見ても、
風を受ける時も、
落ちた花弁を集める時でさえ、
どこかに母がいるのではないかと探してしまいます。
そして、
「母さんはここにいる。」と自分の心を想います。
そんなことの繰り返し。
繰り返して繰り返して、いつか思い出になることを願います。
さて、先週入籍したわけですが、そこに至るまでには、
私なりに心の葛藤がありました。
結婚するわけですから、彼を信頼しています。
しかし、若くない結婚には、勢いだけでは済まないこともあるのです。
彼には子供が二人。
私は彼の財産をもらうつもりはありませんし、欲しくありません。
しかし、子供さん二人には複雑な思いがあるでしょう。
子供のいない私の方にも事情があります。
結婚してしまえば、私が死んだ時に配偶者である彼に全ての財産が行ってしまうのです。
私が自分自身で貯めたわずかなお金が彼に渡ることは構わないのですが、
父と母が私に遺してくれた、
家屋、土地、田んぼ、山、それらを管理するための少しの現金。
それが彼に渡ることには抵抗がありました。
そんなもの彼も欲しくないでしょうが、
形式上は、彼の物になるし手続きは彼がしなければなりません。
それを避けるために、新たな自筆遺言書を書きました。
「全てを姉に遺贈する。」
前回と同じですが、あの時は結婚していなかったので、
今回は付言事項として「配偶者を得たが、それでも姉に遺贈する。」
と書き加えました。
配偶者には遺留分がありますが、請求しなければ発生しません。
いずれは、弁護士などに相談するつもりでいますが、
人間いつどうなるか分からないので、とりあえず遺言書を書きました。
相続でもめましたからね。
もめてもめて守った父と母の生きた証です。
夫とは言え、それを管理できるはずもないアメリカ人に渡すわけにはいかないのです。
結婚したわぁ!とのほほんとしていたいのですが、婚姻届の後に遺言書を書くという、、、
日本人同士なら入籍せずに同居だけすることも選択できるのですが、
私がアメリカに行くにしても、彼が日本に来るとしても、
結局は結婚しなければ一緒にいられない現実がありました。
「紙切れ1枚。しかし重いわ、、、」
婚姻届けを出す前に何度も躊躇しました。
そして、出した後に襲ってきた「本当にこれで良かったのか?」感。
若くないってことは色々知っちゃってるってことです。
でも、遺言書を書いたら安心しました。
「これでいつ死んでもいいわ。」
って、そんなこと言う人間はなかなか死なないでしょうから、遺言書はお守りのような物です。
自筆遺言書、今はネットなどに事例が載っていますから簡単です。
すっきりするのでオススメします。
では、おやすみなさい
(*・ω・)b
まさこさん、H.Aさん
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正確には、昨晩深夜20日になったばかりの時に満月となりました。
その頃は夢の中でしたから、今夜夜空を見上げてみました。
曇り空の隙間から、満月。
飛行機雲が二筋。
夜の飛行機雲は珍しい、と思いながら月と雲を見つめました。
「母さん。」
自然とそう思ってしまうのはなぜなんでしょうね。
太陽を見ても月を見ても、
風を受ける時も、
落ちた花弁を集める時でさえ、
どこかに母がいるのではないかと探してしまいます。
そして、
「母さんはここにいる。」と自分の心を想います。
そんなことの繰り返し。
繰り返して繰り返して、いつか思い出になることを願います。
さて、先週入籍したわけですが、そこに至るまでには、
私なりに心の葛藤がありました。
結婚するわけですから、彼を信頼しています。
しかし、若くない結婚には、勢いだけでは済まないこともあるのです。
彼には子供が二人。
私は彼の財産をもらうつもりはありませんし、欲しくありません。
しかし、子供さん二人には複雑な思いがあるでしょう。
子供のいない私の方にも事情があります。
結婚してしまえば、私が死んだ時に配偶者である彼に全ての財産が行ってしまうのです。
私が自分自身で貯めたわずかなお金が彼に渡ることは構わないのですが、
父と母が私に遺してくれた、
家屋、土地、田んぼ、山、それらを管理するための少しの現金。
それが彼に渡ることには抵抗がありました。
そんなもの彼も欲しくないでしょうが、
形式上は、彼の物になるし手続きは彼がしなければなりません。
それを避けるために、新たな自筆遺言書を書きました。
「全てを姉に遺贈する。」
前回と同じですが、あの時は結婚していなかったので、
今回は付言事項として「配偶者を得たが、それでも姉に遺贈する。」
と書き加えました。
配偶者には遺留分がありますが、請求しなければ発生しません。
いずれは、弁護士などに相談するつもりでいますが、
人間いつどうなるか分からないので、とりあえず遺言書を書きました。
相続でもめましたからね。
もめてもめて守った父と母の生きた証です。
夫とは言え、それを管理できるはずもないアメリカ人に渡すわけにはいかないのです。
結婚したわぁ!とのほほんとしていたいのですが、婚姻届の後に遺言書を書くという、、、
日本人同士なら入籍せずに同居だけすることも選択できるのですが、
私がアメリカに行くにしても、彼が日本に来るとしても、
結局は結婚しなければ一緒にいられない現実がありました。
「紙切れ1枚。しかし重いわ、、、」
婚姻届けを出す前に何度も躊躇しました。
そして、出した後に襲ってきた「本当にこれで良かったのか?」感。
若くないってことは色々知っちゃってるってことです。
でも、遺言書を書いたら安心しました。
「これでいつ死んでもいいわ。」
って、そんなこと言う人間はなかなか死なないでしょうから、遺言書はお守りのような物です。
自筆遺言書、今はネットなどに事例が載っていますから簡単です。
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