お風呂戦争
- 2019/01/01
- 22:22
あぁ疲れました。
本当に忙しかったです。
峠道、日帰り温泉があるんです。
山の中にポツンと一軒、小さいけど、なかなか人気です。
駐車場はいつもいっぱいです。
私も母の生前は、仕事帰りたまに寄って、大きなお風呂を満喫していました。
お湯に浸かると疲れが取れますよね。
母が亡くなってからはモモの散歩が待っているので、1度も行けていません。
「今日は湯船に浸かろうかなぁ、、、」
と思いつつ、横を通り過ぎました。
でも、風呂の外からモモが、
私が出て来るのを今か今かと待っているので、
今日もお湯は張りませんでした。
母の生前、毎年冬が来るとケンカをしました。
「ねぇ鹿子、たまにはお湯につかりなさいよ。」
「お湯ためるの面倒くさいからシャワーでいい。」
「10分もあればお湯入るでしょ。」
「10分が惜しいから。シャワーでいい。」
「なんでよ!疲れてるんでしょ。お風呂入ったら楽になるから!」
「いいってば!たまに日帰り温泉行くからそれでいいの!」
「もう!お湯ためるぐらいなんなのよ!」
「じゃぁ私が帰るまでにお湯入れといてくれればいいじゃん!」
「なんで私がそんなことしないといけないのよ!」
「だから私は頼んでないじゃん!そっちが言い出したんじゃん!」
「私はお風呂入りたいからためる!」
「あっそ。」
「1人じゃもったいないのに。」
「でも、私のためにお湯入れるのはイヤなんでしょ。じゃ、しょうがないじゃん。私はシャワーでいい!」
はい決裂(*_*)
何とかして私にお湯をためさせそうとする母のワガママ。
一緒に暮らしている、と言うと皆に「仲良いのねー。」
と言われましたが、実際はこんな小競り合いが毎日でした。
母はワガママな人でしたから。
以前は時間に余裕があったし、
いつまでも独り身でいる引け目から、母の要望には出来るだけ応えていました。
しかし今の職場に移ってからは、行き帰りと仕事で疲労困憊。
母のワガママには付き合えなくなりました。
私の対応が変わってしまったことが母を苛立たせ、
1度言い出すと、思いを通そうと一層言い募る母に辟易とすることもよくありました。
千代がいるから通っていただけで、
実家住まいは「最高!快適!」なものではありませんでした。
疲れて帰って来て、お風呂のお湯1つでこれだけ言い合うのはうんざりでした。
死んでしまえば全てが懐かしい思い出になります。
下らないケンカさえ、今は恋しいですが、
母が生きていれば同じような言い争いでうんざりしていたと思います。
母はいつも私にワガママをぶつけてきましたが、
「出てけ。」とは決して言いませんでした。
ワガママなくせに寂しがり屋で、
私が一人暮らしをすることをとても嫌がりました。
日記を読むと「鹿子とケンカした。腹が立つけど、出て行かれては困るから私から折れよう。」などと書いてあります。
夕飯を作るのも非常に面倒くさそうでしたが、
私を繋ぎ止めるために頑張っていたようです。
強がりばかり、意地っぱりで、ワガママで。
苦労苦労の人生。
娘である私には甘えたかったのでしょう。
たまにはお湯、ためてあげれば良かったな。
後悔は先に立ちませんね。
明日は休みです。
おやすみなさい。
(*・ω・)b
かっこさん、つかさん、まさこさん
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本当に忙しかったです。
峠道、日帰り温泉があるんです。
山の中にポツンと一軒、小さいけど、なかなか人気です。
駐車場はいつもいっぱいです。
私も母の生前は、仕事帰りたまに寄って、大きなお風呂を満喫していました。
お湯に浸かると疲れが取れますよね。
母が亡くなってからはモモの散歩が待っているので、1度も行けていません。
「今日は湯船に浸かろうかなぁ、、、」
と思いつつ、横を通り過ぎました。
でも、風呂の外からモモが、
私が出て来るのを今か今かと待っているので、
今日もお湯は張りませんでした。
母の生前、毎年冬が来るとケンカをしました。
「ねぇ鹿子、たまにはお湯につかりなさいよ。」
「お湯ためるの面倒くさいからシャワーでいい。」
「10分もあればお湯入るでしょ。」
「10分が惜しいから。シャワーでいい。」
「なんでよ!疲れてるんでしょ。お風呂入ったら楽になるから!」
「いいってば!たまに日帰り温泉行くからそれでいいの!」
「もう!お湯ためるぐらいなんなのよ!」
「じゃぁ私が帰るまでにお湯入れといてくれればいいじゃん!」
「なんで私がそんなことしないといけないのよ!」
「だから私は頼んでないじゃん!そっちが言い出したんじゃん!」
「私はお風呂入りたいからためる!」
「あっそ。」
「1人じゃもったいないのに。」
「でも、私のためにお湯入れるのはイヤなんでしょ。じゃ、しょうがないじゃん。私はシャワーでいい!」
はい決裂(*_*)
何とかして私にお湯をためさせそうとする母のワガママ。
一緒に暮らしている、と言うと皆に「仲良いのねー。」
と言われましたが、実際はこんな小競り合いが毎日でした。
母はワガママな人でしたから。
以前は時間に余裕があったし、
いつまでも独り身でいる引け目から、母の要望には出来るだけ応えていました。
しかし今の職場に移ってからは、行き帰りと仕事で疲労困憊。
母のワガママには付き合えなくなりました。
私の対応が変わってしまったことが母を苛立たせ、
1度言い出すと、思いを通そうと一層言い募る母に辟易とすることもよくありました。
千代がいるから通っていただけで、
実家住まいは「最高!快適!」なものではありませんでした。
疲れて帰って来て、お風呂のお湯1つでこれだけ言い合うのはうんざりでした。
死んでしまえば全てが懐かしい思い出になります。
下らないケンカさえ、今は恋しいですが、
母が生きていれば同じような言い争いでうんざりしていたと思います。
母はいつも私にワガママをぶつけてきましたが、
「出てけ。」とは決して言いませんでした。
ワガママなくせに寂しがり屋で、
私が一人暮らしをすることをとても嫌がりました。
日記を読むと「鹿子とケンカした。腹が立つけど、出て行かれては困るから私から折れよう。」などと書いてあります。
夕飯を作るのも非常に面倒くさそうでしたが、
私を繋ぎ止めるために頑張っていたようです。
強がりばかり、意地っぱりで、ワガママで。
苦労苦労の人生。
娘である私には甘えたかったのでしょう。
たまにはお湯、ためてあげれば良かったな。
後悔は先に立ちませんね。
明日は休みです。
おやすみなさい。
(*・ω・)b
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