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水路に潜む魂

7時に起きて家事。

11時頃、山へ。

先日、地主さんがサツマイモを持って来てくれた時に、
畑の返却を言い出せなかったので、その畑の水路を整備しに行きました。

水路、付いてない区分もあるのに、なぜか自分の土地にも借りてる土地にも走っている不運(+_+)

背の高い草が、脇の水路を覆っているのは分かっていたのですが、
シルバー人材センターが草を刈ってくれた後に手を付けようと思っていました。

9月に頼んで未だに刈ってもらえてません(*_*)
催促するのも気が引けて、水路整備を先にすることにしました。

要領を得ているので、今日だけで120センチの畔板を6枚はめることができました。

まず最初に細くなった水路を広くしていくのですが、
その時に、畔板の代わりに無数の木が打ち込まれていることに気付きました。

プラスチックの畔板をはめるので、この木は抜きたかったのですが、
どうやっても、私の力では抜けません。

「たぶん、これは父のした仕事。」と思いました。
上からハンマーか何かで深く打ち込んであること。
長い年月を経て、草の根や泥と一体化していること。

母が畑仕事を始めたのは父の死後なので、
これは絶対に父がしたことだ、と確信しました。

抜けなかったし、父がここにいた証でもあるから、
木はそのまま残して、その側に畔板をはめました。

はからずも親子競演^^;

「父さん、頑張ってるよ!!ちゃんと見ててよね!」
心の中で。

父には明るく問いかけることができます。
もう、父の死は乗り越えられているから。

母はあまり山には執着しませんでした。
仕方ないからやってるだけで、畑仕事は決して好きではありませんでした。
「イノシシが、、、」
「草が、、、」
「水路が、、、」
愚痴が主でした。

ただ、作った作物にはやはり思いが芽生えるようで、結局は毎日のように山へ通っていましたが。

私の、山への気持ちは父の方を継いでいる気がします。
やはり、その辺は「生まれてからずっと。」か「嫁に来たら山も付いてきた。」の違いだと思います。

今日は15時に切り上げましたが「あー明日仕事じゃなかったら、陽が落ちるまでやりたい。」
と思ったくらいです。
夏のうだるような暑さも、もうありません。

秋の草の香り、殿様バッタ、カニ、アゲハ蝶、特大のヤゴ(たぶん鬼ヤンマ)。
陽射しは柔らかいし、この季節は山仕事オンリーで生きたい、とまで思いました^^;

帰って洗濯、金魚の水換え。
休息。

父を見つけた今日は○。

おやすみなさい。

(*・ω・)b
ゆきんこさん、まさこさん、H.Aさん

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