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曇天

休みでした。

トイレに行きたくて5時半に目が覚めました。
そのまま起きて、支度をして6時過ぎに山へ。

どうしても気になっていたので、曇り空を利用して行くことにしました。
草刈り、シルバー人材センターに頼んだのですが、涼しくなるまでは出来ない、と断られました。

「あぁ、、、うちだけすごい、、、」

上へと真っ直ぐのびる細い山道にアスファルトが敷いてあるのですが、
畑から侵食した雑草が、そのアスファルトを覆っていました。

急いで草刈機で刈りました。

山道を挟んだ逆側も借りていて、
両側からの草でアスファルトは見えなくなりそうでした。

「道から50センチだけでも始末しなければ迷惑がかかる。」

2台の充電が切れる7時半まで刈りました。

山道を下りて、道路を渡るために橋の上で足を止めました。
すーっと風が吹いて、川を覗きこむと、大きな鯉が泳いでいました。

道路には会社へ向かうたくさんの車が通り過ぎて行きます。

「私ってどんな風に見えるだろう。」

麦わら帽子。
汚れた長靴。
右手に青い草刈機。
左手にオレンジの草刈機。

糸トンボのような体を風に任せて立ち尽くす私は、
農作業を頑張る奥さんにでも見えているでしょうか。

情けない。
休みの日、起きてすぐに草刈り。
誰も助けてくれない。

あぁ、せめて今から誰かに愚痴を話せたら。
「こんなに草が伸びてたよ!」
「つる草は手で抜いたんだよ。」
「汗びっしょり、疲れた!」

帰っても誰もいないのです。
母さん、寝てるだけでいいから居てくれたら。
動けなくていいから、私の話を聞いて。

きっと、生きていたら大ゲンカのくせに、そんなことばかり。

途切れない車を見つめる橋の上、流れる涙を軍手でぬぐいました。
「どんなに頑張っても、誰も知らないこと。バカみたい。」

事実のみを言葉にすれば、母親が死んだから草刈りをしなければならなかった、
ただそれだけのこと。

帰って、冷やしたポカリを飲んで、スイカを食べました。

「父さんも、夏は朝早く山に行って帰ったら、今の私と同じようにしていたなぁ。母さん、父さん、死ぬの早すぎ。私の人生草まみれだわ。」

夕方は土手の草刈り。
土手からの草が車に乗り込むのに支障が出るほど伸びてきて、やらざるをえませんでした。
この土手は我が家の土地ではなく、行政のものなんですけどね。

草、草、草の1日でした。

おやすみなさい

(*・ω・)b
mori hiroさん、ぴーやんさん、きらきら星さん、まさこさん、H.Aさん

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プロフィール

鹿子

Author:鹿子
母の闘病を綴ります。すい臓がんステージ4b。糖尿病併発。ジェムザール単剤での治療選択。

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