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咀嚼

愛する人を失った人は、何度も何度も考えるでしょう。

「あの時こうしていれば死ななかったのではないか。」
「あの時ならまだ間に合ったのではないか。」
「あの時なら。あの時なら。」

私も毎日のように思います。
今日も仕事へ向かいながら長い時間考えました。

すい臓ガンになったのはなぜだろう。
すい臓が弱かったからだ。
それは体質だ。でもどこかで気付けなかったのだろうか。
血糖値が高かった。
それは祖父からの遺伝だ、と母も私も思っていた。
それは真実だ。
血糖値とすい臓は、その時の私たちの知識では結び付かなかった。

では、血糖値が上がって病院に毎月1回行き始めた時は?
この時にどんなに調べてもがんにはなっていないのだから見つけられなかった。
でも、どこかで血糖値とすい臓の関係性の知識を得て、毎年ペットにかかれば見つけられたはずだ。

でも、見つかったとして手術が出来たとしても再発しただろう。
いや、でも、命は伸ばすことができただろう。

、、、命を伸ばして、抗がん剤の副作用に母は耐えられたのだろうか?

たらればに意味はないです。
それでも何度も自分の中で反芻することが、今の私には必要なのです。

親ですし、70歳でしたし、父も亡くしているし、死んだことそのものは仕方ないって思えるのです。
でも、死にゆくその過程で私に出来たであろう数々のことが、大きな後悔となってまだまだ胸の中でひしめいています。

結果は変えられなかったとしても、私には出来ることがたくさんあった、そう思います。

親は二人。
もうこの後悔を次に生かすことはできません。

母は何度も言いました。
「ちゃんとガンの検査して。お願いだから!」
いつ死んでもいい、が口癖だった母が、死を前にして検査をしなかったことを悔いた言葉です。
身を持って教えてくれたこの言葉の重みをずっしりと感じます。
だから、私の後悔は、自分のこれからの健康に生かすしかないんだな、と思っています。

自分のためだけに生きるのは寂しいですが、母は私が長く健康であることを望んだので、投げやりにならずに頑張っていこうと思います。

おやすみなさい

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(^o^)v
ゆきんこさん 次はその方法やってみますね!えぇ服着てんなー面白いですね(^^)モモは服を着るのが好きなので自分でくわえて持って来ます(笑)
まさこさん それ美味しそうですね!次に活かします。小型犬は冬に服を着ないと寒がりますしね。でも春の今は私の自己満足です(笑)
H.Aさん 慣れない所は疲れが普段以上。しかも何度も夜中に起きるのなら疲れがなかなか取れないことでしょう。お互いに睡眠食事に留意して頑張りましょうね。
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