目標

駐車場に車を停めて、職場まで歩く間に大きなガラス窓があります。
ガラスに映った自分のやせた体にうんざりしました。

私は元々やせていますが、去年、職場で派手な揉め事と大きな変化があって、
体重がガクッと落ちました。
すぐに戻ると思ったのに回復せず、母の病気発覚で更に食べられなくなり、
今日、ガラスに映った自分は、細いというよりも薄くなっていました。

６１センチのボトムがスカスカで、ゴムベルトで絞めてもズルズル落ちてきます。
職場での休憩時間にできるだけ間食するようにしています。
人とおしゃべりしながらだとなぜか食べられるので。

私をうんざりさせているのはもう一つ。
彼に、母のガンを伝え、余命が長くないこと、あなたに会ってほしかった、
とメールをしたのですが、
「会えるよ。行くよ。」とは言ってくれなかったことです。
とても辛いことだね、とまるで他人事でした。

あぁ、やっぱり来ないんだな、と再確認しました。
まだ、どこかで期待していた気持ちを捨てなければいけません。

私にとって生きていくとは、諦めること。
それでも希望を見つけなければ人は生きていけません。
頑張っていきます。

母は、髪を染めていました。
良い気分転換になったようです。
午後からはテニスサークルの人に、もう来れないかもしれない、と挨拶をして来たそうです。
それでも、行けそうならまた行きたい、と言っているので、
「うん、きっと行けるよ。」と答えました。
テニスが大好きなので、もう一度行くことを当面の目標にしたいと思います。
私もこれ以上体重が減らないように努力します。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。おやすみなさい。

押していただけると更新の励みになります

にほんブログ村

にほんブログ村