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メメント・モリ

休みでした。
私の休みに合わせて姉と子供が帰省しました。

「鹿子、畑見てくるね。」
「ありがとう。よろしくね。」

姉が畑に行っている間に、砂壁部屋の片付けをしました。
半年の間に物置部屋と化してしまったので、リフォームのため、荷物を全て移動させました。
カーテンも外しました。
柱に打たれた釘に、父の作った釣りの仕掛けがぶら下がっていました。
私には必要のない物だけれども捨てがたく、台所の壁へ吊るしました。

姉が帰宅し、三人で昼食。
久々に人とご飯を食べました。
職場でも1人飯なので、たぶん、焼き肉パーティーぶりです。

食後、二人が買い物に出掛けました。
私は「しなければならないこと」のために便箋を広げました。

それは私の自筆遺言書の作成です。
早く書かなければならない、とずっと心にありました。

銀行でもらった冊子を参考に「全て姉に譲る」という遺言書を書きました。
戸惑いもなかったし、ドキドキもしませんでした。

帰宅した姉に書いたばかりの遺言書を見せると驚いていました。

「いや、死ぬ気はないよ。生きてゆくけどね、何があるか分からないから。」
「そうか。」
「あんな辛い思いをして相続したけど、私が死んだら何の意味もないことに気付いた。
私の相続人は兄と姉だから。
あのお金は何か特別な事がない限り使うつもりないから、早くに死んだら丸々残る。
それに私の預金もプラスされるから、結構な金額になると思う。
兄にあげたら、遊んで終わりだから。」

「そうよね、、、いつ死ぬか分からないものね。」
「うん、これを書いたことで、やっと父さんと母さんの相続は終わり。
私に家族がいれば良かったんだけど、、、
父さんと母さんのお金は家や家族のために使って。
私のお金はクルーズ旅行。私が行けない時は代わりに行って来て。
出来るだけ豪華に(笑)よろしく。」
「分かった。」

封筒をのり付けして印鑑を押しました。
金庫を持っている姉に持って帰ってもらいました。

スッキリしました。
これでいつ死んでも大丈夫。
いや、生きますけどね!

私の場合、姉1人に全て相続という簡単な内容、運良く書き損じもしなかったので、30分かかりませんでした。
気持ちがクリアになるのでオススメです。

母がガンの疑いがある、と言われてから約10ヶ月。
死を見つめ続けてきました。
こうして自分の死後のことまで考えが行き着いて思ったことは「今はまだ死にたくない!」です。
人の気持ちって不思議なものだなぁと感じます。

自分自身に「死」を突きつけると、そこから「生きたいのか、死にたいのか」「生きるのならどう生きるのか」に考えが至るのではないかと思います。
どう生きるのか、についてはもう少し時間が必要かな。
生きている限り、精いっぱい生きる。今はそれだけです。

部屋も気持ちもスッキリしたので今日は良い日。

おやすみなさい

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(^o^)v
koroさん 死ぬことよりも生きてゆくことの方が怖いですね。1人って言葉がずっしりきます。何のために生きているのか、は私もよく考えます。
まさこさん 今は何とかやっていますがモモが死んだ後のことを考えると怖くなります。それまでに少しでも立ち直っていなければ、と思ってます。
H.Aさん そんな大変なことに。大事に至らず良かったです。お父様のことが気がかりでしょうが今はゆっくり養生して下さいね。健康第一!
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