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クリスマスの約束

洗濯機を回しながら、部屋の片付け。
らっきょうと梅干しを瓶に入れて、いつでも食べられるように冷蔵庫に入れました。
納屋のトタンの上を動物が歩く音がしました。
猫でしょうか。
「母さーん。なんかいるよー。」って言いたいな。

自室の千代のハウスも撤去しました。
チワワなのに大きなサイズ。
できるだけ快適に、と部屋に置ける最大のサイズを選びました。
フワフワのクッションを置いて、千代はその上で寝るのが大好きでした。

さよなら、千代ちゃん。
父さんと母さんと散歩してるよね。

届いた宅配便を開けました。
母の友人3人からの御供えものでした。
最後の最後、母が会いたいと言ったので来てもらった3人です。

お礼の電話をしました。
「本当に鹿子ちゃんのことを最後の最後まで心配してたよ。」
「はい、心配ばかりかけました。何もしてあげられなかったし後悔ばかりです。」
「そんなことないよ。おばちゃんも鹿子ちゃんのお母さんみたいに娘に見守られて死にたいよ。」
「いえ。そんなことよりも結婚して子供がいれば安心させてあげられたのにって思います。早くくたばれって思うくらいに長生きして欲しかったです。もう少し時間が欲しかった。」
「最後に会った時、鹿子ちゃんがずっと泣いてるから、それが頭から離れなくて。」
「スミマセン。あんなに普通に話せるような状態じゃないのに、すごくテンション高かったから、楽しいんだなって、良かったなって。でも、これが最後なんだって分かっていたから涙がとまらなくて。」
「退院してる時に電話で話してね、鹿子が食べろ食べろって言うんだけど、食べられないのよって。」
「今思えば死ぬ数週間前なんだから食べられないのは当たり前なのにむごいことを言いました。」
「親子だからね。もう一度会いたかったよ。でもね、3人で、まだ生きてるよねって話すのよ。」
「、、、はい、また会いに来て下さい。」
「春になって暖かくなってたら行きたいねって話してるのよ。」
「はい、ぜひ。では、また。本当におばちゃん、ありがとね。」
「、、、もう一度言って。ありがとねって。それ、もう一度言って!」
「母の声に似ているんですね、、、」
「そう!泣かないって決めてたのに。会いたいよ。」
「はい。私も毎日そう思います。」

「母さん、電話したよ。ここに置いておくからね。
今夜は小田さんのクリスマスの約束があるよ。一緒に見ようって言ったのにね。」

玄関にフラワースタンドを置いて蘭を並べました。蘭が大好きでした。
母は長年花屋で働いていたので、蘭には詳しくて、大切に育てていました。

春、また花を咲かせることができるかな。
金魚は、一匹死なせてしまいました。
頑張ってるんだけど、、、母さん、一人で全部やるのは難しいみたい。ごめんね。

おやすみなさい

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