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姉と鹿子

7時に起きて洗濯機を回しながら、庭の片付け。

自室の掃除をしていたら、姉と子供がやって来ました。
神棚の前で千代が亡くなった時の話をしました。やっぱり涙が溢れます。
姉は畑へ。
私は台所の掃除。
レンジの五徳を磨いて、レンジカバーを交換しました。
壁のタイルにミッキー柄のアルミシールを貼りました。

レンジ下の戸を開けたら、ナゾの物体がたくさんの出てきたので使わないものは捨てました。
インスタントコーヒーの空き瓶に母のインシュリン注射の針がたくさん入っていました。
これは普通の捨て方は出来ないので、もう一度仕舞って。
今度、病院に持って行きます。

姉が戻って来て、花に水を。
昼御飯を食べた後、姉と子供は散髪と買い物へ。

注文していたラックと小さな食器棚が届きました。
ラックは、電子レンジや炊飯器を置くためのものです。
炊飯器を置く台のレールが全く動かなくなって数年(苦笑)。
重いので換えるのが億劫でしたが、この機会に新調しました。

組み立てに二時間を費やし、全ての家電を配置した時は、達成感いっぱいで、帰って来た姉に「嬉しいわー快適だわー最高!」と何度も言ってしまいました。
小さな食器棚は、シンクの上に置きました。
マグカップや小皿を入れるためだけの30センチくらいの本当に小さな棚です。
あースッキリ。

姉がコーヒーを淹れながら話し始めました。
「年末年始は思い出がたくさんあって辛いわ。」
「そうだね。」
「さっき去年の年末の日記読んだら、来年は楽しい1年にするって、、、まさかその半年後、ガンになるなんてね。」
「旅行に連れて行ってあげたかったね。」
「手術はしない方が良かったって何度も考える。無駄に苦しめた。」と姉。
「今思えば、抗がん剤さえも意味なかったよね。でも、結果論だから。しなかったら、あの時しておけばって思うんだよ。私も何度も考えるけど、最後はすい臓がんだから、、、ってとこに行き着くよ。」
この後は、病院と主治医の話へ。

「何を言っても遅いよね。母さんにはもう会えないよ。」と私。
「1周忌は、温泉旅行に行こうよ。私と鹿子だけでもいいからさ。母さん偲ぼうよ。」
「そうだね、、、」
私はあまり乗り気になれなかったので、話は弾みませんでした。
母のいない旅行に行っても辛いだけだから。
姉と行けば子供もついて来る。
結局、疎外感と虚無感に襲われるだけ。
私はそんな小さい人間。
一人で黒部に行こうかな、、、

「明日はケーキを焼くの。ローストチキンも。子供が楽しみにしてるから。」
「そう。私は片付けかな。クリスマスね、、、私には関係ないわ。」
「クリスマスだけはやるって決めてるからね。」
「うちらの子供時代、悲惨だったからねー。」と二人で笑いました。

18時頃、帰ってゆきました。
台所の片付けを終わらせて、夕飯は昼御飯の残りで済ませました。

今、目の前をネズミが走りました。
全く動じない自分に驚きます。常にネズミの音を聞いて生活しているからでしょうね。
明日はネズミ忌避剤を撒こう。
イヴはネズミ退治。

おやすみなさい

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