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親不孝は大馬鹿者

仕事の帰りにガススタでタイヤをスタッドレスに交換しました。
桃を連れて行きました。
そろそろ交換しておかないと雪が降った時に困ります。
峠をいくつも越えます。

峠を越えて国道に出ると渋滞です。
帰り道、事故に遭遇することがたまにあります。
渋滞中の事故は、もう諦めるしかありません。全く動きません。

そんな時は母に電話しました。
「私だけど。事故だわ。帰るの遅くなるけど心配しないで。」
「びっくりしたー!鹿子が事故ったのかと思った。」
「私は大丈夫。」
「それならいいわ。いくらでも遅くなって!安全運転で帰るのよ。」
「はいはい。」

長時間の運転と道路事情が良くないこと、事故をいつも心配していました。
心配してもらえる。何て幸せなことでしょう。
今ならよく分かります。

ガンが分かってから、何度聞いたでしょうか。
「死ぬのはいいの。いつかは死ぬんだから。でも、鹿子のことが心配なのよ。」

親不孝。
安心して逝かせてあげられなかった。
ごめんね。本当に。

ウソでいいから、夏に結婚衣装を着て写真を撮れば良かった。
一瞬頭をよぎったけれど、12月で間に合うだろうって楽観視してしまいました。
もう12月も半ば。
彼は来る気配はありません。
やっぱり夏に撮るべきだったのです。
母を安心して逝かせてあげたかった。

桃が早く帰ろう、と催促してきました。
そうだね、後悔したってどうにもならないよね。
でもね、それでも、やっぱり思ってしまうんだよ。
バカなんだよ、私は。大馬鹿者なんだ。
帰ろう。帰ってご飯を食べなきゃ。

風呂の後、兄に電話をしました。
「納骨は一年祭の時にしようと思うんだけどいいかな。」
「いいよ。」
後ろで姪の子供の声がしました。
話し始める前の意味不明な言葉の羅列です。
「ちょっと話してやってくれ。」
「鹿子だよー。こんばんわ!元気かな?寒いね。」

病院で私が泣くと兄にも叱られました。
「泣くな。」
どうして泣いてはいけないのかな。
兄にも姉にも私の気持ちはきっと分からない、と卑屈になってしまいました。

私が兄や姉のように家庭を持って安心させてあげられなかったから、私だけが泣くのでしょうか。
だとしたら、やっぱり親不孝者の自分のせいだから、、、

あぁ今日もダメな日でした。
明日は休みです。手続きをしないといけません。
することが山盛り待っています。

おやすみなさい

(^o^)v

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