白いモモ
- 2022/11/13
- 22:22
昨日の昼間、母の側に置いたモモ。
夜は一緒に寝ました。
どう見ても、眠っているようにしか見えないのに、
何度、揺り起こしても、やっぱり目を覚ましてくれません。
寂しいよ、モモ。
あの日、普通に過ごしたモモ。
夜、21時頃、モモの毛づくろいをしました。
明日、姉が来るから、少しでもキレイにしようと思って、
寝ているモモの体に付いたホイップクリームやカスタードクリームを、
小さなハサミで切りました。
顔の周りをやると嫌がって、
モモは起きてしまいました。
私は立ち上がって、トイレに行って、
台所でコーヒー飲んで。
それから、布団に転がって、
その時、モモは、布団に並べて敷いてある毛布の上で眠っていました。
顎を布団に乗せて。
私はスマホでゲームを始めて、寝落ち。
3時半頃、トイレに起きました。
その時、モモの息は確認しませんでした。
朝、目が覚めて、時計を見ると5時半。
まだ早かったので、もう一度目を瞑りました。
この時も、モモの息は確認しませんでした。
次に目を覚ましたら、8時。
こんなに遅くまで寝ることは滅多にないので、
自分でびっくりして、飛び起きました。
モモ。
モモ?
私の側で眠っていたモモの息を確認すると、
お腹が動いていませんでした。
体を揺すると、暖かく、
どうして起きないの?と何度も揺すりました。
でも、目を覚ましてくれませんでした。
布団に敷いてある毛布が、モモのオシッコで濡れていました。
お皿を見ると、豚肉の皿が空になっていました。
夜中に食べたんだ。
なのに、なんで。
私が寝落ちする前、布団の上にはいなかったモモ。
3時半に私がトイレに起きるまでに食べて布団に移動したのか、
3時半の後に食べて移動したのか、今となっては、分かりません。
私が、3時半の時に息を確認しなかったから。
どうして見なかったんだろう。
8時、生きているほどに温かったモモの体。
でも、すでに、四肢は固くなっていました。
死後どのくらいなんだろうか。
あんなに温かいなら、
3時半よりは後に死んだんだと思う。
私がトイレに起きた気配で、モモも起きて、
布団の上でオシッコをしてしまって、
その後、皿まで移動して、豚肉を食べたんだと思う。
それから、私の側に移動して眠った。
でも、、、足元あたりの真ん中が濡れているのに、
トイレの後、私は、それに気付かずに布団に入ったのだろうか。
朝のモモ、口は閉じられていて、
苦しがった様子には見えませんでした。
どうして死んだんだろう。
豚肉を食べたってことは、
調子良かったってことなのに、
どうして、死んでしまったんだろう。
2週間前、先生は、
心臓の音は良くはないけど、
すごく悪いわけではないよ、と言ってくれたのに。
8時、私の掛け布団の下に居たモモ。
自分から布団には潜れないから、
私が、寝ている時に、掛けてしまったんだと思う。
もしかして、布団が苦しくて窒息してしまったんだろうか。
昨日の夕方、挨拶に行った時、
先生に尋ねたけれど、
それはないと思う、と。
年をとると突然心臓の発作が起きたりするよ。
それに、持病があるんだからね、と。
せめて、5時半に目が覚めた時、
モモの息を確認すれば良かった。
まだ生きていたかもしれないし、
もしかして、苦しがっていたかもしれない。
死んでいたとしたなら、
少しでも早くモモを抱いてあげたかった。
本日11時、モモを荼毘に付しました。
冷たい体は、棒のように硬く、
もう、眠っている、とは嘘でも言えない、と思いました。
フワフワの毛を何度も撫でて、
大好きだったピンクのお人形を一緒に入れました。
この、私がUFOキャッチャーで取った、ピンクのぬいぐるみ、
「持って来て!」
って投げると、走って取りに行きました。
なぜか、モモは、このぬいぐるみが大好きで、
いつも咥えてブンブン振り回していました。
私が「モモちゃん好き好き。」
って言いながら、ぬいぐるみを抱っこして、わざと見せ付けると、
猛然と抗議して、ぬいぐるみの頭を引っ張って「どけどけ!」と。
弱ってからは、ぬいぐるみに関心を寄せることはなくなりました。
でも、最後は一緒に。
私は、まだ行けないから。
ごめんね。
ボタンは自分で押しました。
ありがとう。
ありがとう。
それしかありません。
白いモモの骨。
お腹の豚肉が、黒い小さな塊になっていました。
左足が悪かったね。
腎臓も。
歯周病がひどいから、しんどかったと思う。
でも、18歳なら、しっかりした骨だよ。
説明を聞きながら、
小さな骨壷に、出来るだけたくさんのお骨を入れました。
帰宅して、
小さなモモを母と千代の横に置きました。
母さん。
終わってしまったよ。
これから、どうすればいいの。
とうとう一人になってしまった。
この寂しさにどこまで耐えられるだろう。
あと1年頑張ろう、と立てたばかりの誓いは、
かすんで見えなくなってしまいました。
悲しみはいつか薄れてゆく。
知ってはいても、
今は、まだ砂壁部屋のここそこに、モモの姿を探してしまいます。
夕方、モモが寝ていた毛布に手を付くと、
冷たい感触がしました。
オシッコをした毛布とは違う毛布です。
ジッと見ると、黄色い液体が3センチくらい。
嗅ぐと、モモの唾液の匂いでした。
少量ですが、モモが胃液を吐いたんだと思います。
モモが吐くのは、ほとんど見たことがありません。
起きて、オシッコ失敗して、
食べて、布団の上まで移動して、少し吐いた。
そのまま、倒れたのか、眠ったのか、、、
そんなバタバタしているモモのすぐ側で、
私は呑気に寝ていた大馬鹿者。
5時半に目が覚めたのは、
もしかして、モモが吐いた音がしたからなのかもしれません。
それなのに、私は体を起こすこともなく、
モモの息を確認することもなく、再び眠りについてしまいました。
ごめんね、モモ。
鹿子、苦しいよって訴えたの?
気付いてやれなくてごめん。
食べた後に何があったの?
一緒に寝ている意味ないよね。
本当にごめん。
長くなりました。
今はまだ、どうしてどうして、と、
そこから抜け出せません。
皆さん、心を寄せて下さり、ありがとうございます。
(・ω・)
ゴロスケさん、みらさん、かっこさん、このこさん、Nora.Nさん、
Yukoさん、きらきら星さん、じゃいさん、まさこさん
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夜は一緒に寝ました。
どう見ても、眠っているようにしか見えないのに、
何度、揺り起こしても、やっぱり目を覚ましてくれません。
寂しいよ、モモ。
あの日、普通に過ごしたモモ。
夜、21時頃、モモの毛づくろいをしました。
明日、姉が来るから、少しでもキレイにしようと思って、
寝ているモモの体に付いたホイップクリームやカスタードクリームを、
小さなハサミで切りました。
顔の周りをやると嫌がって、
モモは起きてしまいました。
私は立ち上がって、トイレに行って、
台所でコーヒー飲んで。
それから、布団に転がって、
その時、モモは、布団に並べて敷いてある毛布の上で眠っていました。
顎を布団に乗せて。
私はスマホでゲームを始めて、寝落ち。
3時半頃、トイレに起きました。
その時、モモの息は確認しませんでした。
朝、目が覚めて、時計を見ると5時半。
まだ早かったので、もう一度目を瞑りました。
この時も、モモの息は確認しませんでした。
次に目を覚ましたら、8時。
こんなに遅くまで寝ることは滅多にないので、
自分でびっくりして、飛び起きました。
モモ。
モモ?
私の側で眠っていたモモの息を確認すると、
お腹が動いていませんでした。
体を揺すると、暖かく、
どうして起きないの?と何度も揺すりました。
でも、目を覚ましてくれませんでした。
布団に敷いてある毛布が、モモのオシッコで濡れていました。
お皿を見ると、豚肉の皿が空になっていました。
夜中に食べたんだ。
なのに、なんで。
私が寝落ちする前、布団の上にはいなかったモモ。
3時半に私がトイレに起きるまでに食べて布団に移動したのか、
3時半の後に食べて移動したのか、今となっては、分かりません。
私が、3時半の時に息を確認しなかったから。
どうして見なかったんだろう。
8時、生きているほどに温かったモモの体。
でも、すでに、四肢は固くなっていました。
死後どのくらいなんだろうか。
あんなに温かいなら、
3時半よりは後に死んだんだと思う。
私がトイレに起きた気配で、モモも起きて、
布団の上でオシッコをしてしまって、
その後、皿まで移動して、豚肉を食べたんだと思う。
それから、私の側に移動して眠った。
でも、、、足元あたりの真ん中が濡れているのに、
トイレの後、私は、それに気付かずに布団に入ったのだろうか。
朝のモモ、口は閉じられていて、
苦しがった様子には見えませんでした。
どうして死んだんだろう。
豚肉を食べたってことは、
調子良かったってことなのに、
どうして、死んでしまったんだろう。
2週間前、先生は、
心臓の音は良くはないけど、
すごく悪いわけではないよ、と言ってくれたのに。
8時、私の掛け布団の下に居たモモ。
自分から布団には潜れないから、
私が、寝ている時に、掛けてしまったんだと思う。
もしかして、布団が苦しくて窒息してしまったんだろうか。
昨日の夕方、挨拶に行った時、
先生に尋ねたけれど、
それはないと思う、と。
年をとると突然心臓の発作が起きたりするよ。
それに、持病があるんだからね、と。
せめて、5時半に目が覚めた時、
モモの息を確認すれば良かった。
まだ生きていたかもしれないし、
もしかして、苦しがっていたかもしれない。
死んでいたとしたなら、
少しでも早くモモを抱いてあげたかった。
本日11時、モモを荼毘に付しました。
冷たい体は、棒のように硬く、
もう、眠っている、とは嘘でも言えない、と思いました。
フワフワの毛を何度も撫でて、
大好きだったピンクのお人形を一緒に入れました。
この、私がUFOキャッチャーで取った、ピンクのぬいぐるみ、
「持って来て!」
って投げると、走って取りに行きました。
なぜか、モモは、このぬいぐるみが大好きで、
いつも咥えてブンブン振り回していました。
私が「モモちゃん好き好き。」
って言いながら、ぬいぐるみを抱っこして、わざと見せ付けると、
猛然と抗議して、ぬいぐるみの頭を引っ張って「どけどけ!」と。
弱ってからは、ぬいぐるみに関心を寄せることはなくなりました。
でも、最後は一緒に。
私は、まだ行けないから。
ごめんね。
ボタンは自分で押しました。
ありがとう。
ありがとう。
それしかありません。
白いモモの骨。
お腹の豚肉が、黒い小さな塊になっていました。
左足が悪かったね。
腎臓も。
歯周病がひどいから、しんどかったと思う。
でも、18歳なら、しっかりした骨だよ。
説明を聞きながら、
小さな骨壷に、出来るだけたくさんのお骨を入れました。
帰宅して、
小さなモモを母と千代の横に置きました。
母さん。
終わってしまったよ。
これから、どうすればいいの。
とうとう一人になってしまった。
この寂しさにどこまで耐えられるだろう。
あと1年頑張ろう、と立てたばかりの誓いは、
かすんで見えなくなってしまいました。
悲しみはいつか薄れてゆく。
知ってはいても、
今は、まだ砂壁部屋のここそこに、モモの姿を探してしまいます。
夕方、モモが寝ていた毛布に手を付くと、
冷たい感触がしました。
オシッコをした毛布とは違う毛布です。
ジッと見ると、黄色い液体が3センチくらい。
嗅ぐと、モモの唾液の匂いでした。
少量ですが、モモが胃液を吐いたんだと思います。
モモが吐くのは、ほとんど見たことがありません。
起きて、オシッコ失敗して、
食べて、布団の上まで移動して、少し吐いた。
そのまま、倒れたのか、眠ったのか、、、
そんなバタバタしているモモのすぐ側で、
私は呑気に寝ていた大馬鹿者。
5時半に目が覚めたのは、
もしかして、モモが吐いた音がしたからなのかもしれません。
それなのに、私は体を起こすこともなく、
モモの息を確認することもなく、再び眠りについてしまいました。
ごめんね、モモ。
鹿子、苦しいよって訴えたの?
気付いてやれなくてごめん。
食べた後に何があったの?
一緒に寝ている意味ないよね。
本当にごめん。
長くなりました。
今はまだ、どうしてどうして、と、
そこから抜け出せません。
皆さん、心を寄せて下さり、ありがとうございます。
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