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哀しみをそのまま

今日は大丈夫な日かな、と思っていたのに、19時頃近所の方から電話でまた泣いてしまいました。

「喪中のハガキをもらったんだけど、ウソでしょ?何かの間違いよね?」
「いや、先月、、、」
「ウソよ。10月の頭にスーパーで会ったのよ。話したんだから!」
「はい、あの後、急激に悪化して、、、」
「痩せすぎって言ったら、胃が悪いからって。私のお肉をあげたいって冗談言ったんだから。」
「10月2日に退院して、1週間ほど家にいたので、ちょうどその時だと思います。」
「思い出した。4日よ。でも元気だったわよ、、、」
「はい、退院して2日ほどは動けたんですけど、もう次の日は無理だったので、、、」
「そんなの知らないからお別れも言ってないのよ!楽しく話したんだから。」
「本人も良くなると思っていたので、、、」
「早い、早すぎるわよ。ハガキを受け取って今日1日ずっと何も手に付かなかったのよ。」

すい臓がんだったこと、その後すぐに余命を告げられたこと、何もしてあげられなかったこと。

「涼しくなったら旅行に連れて行こうと思っていたのに、間に合わなくて後悔ばかりです。」
「大丈夫よ。親はちゃんと分かっているから。」
「がんだって知っていたのに、何もできませんでした。」
「今、1人なんでしょう?寂しくなって、、、」
「はい、どうしていいのか、、、」
「犬を可愛がってあげてね。」

みんな、私に掛ける言葉に困るようです。
結婚もしていないし、子供もいないし、母と暮らした家に1人で暮らしている私を不憫に思うようです。
とっても可哀想、なんでしょう。

家庭を作る、というのは大切なことなんだな、と思います。
亡くなった親を見送って、でも、自分の子供を支えに悲しみを乗り越え、次は自分が見送られる。
そうやって、人は生きてゆくのでしょう。
支えるものもなく、見送ってくれるひともなく、「この先どうしてゆくのだろう。」と人は私をみています。
その通りです。
お金を貯めて老人ホームに入ってできるだけ迷惑をかけずに死ななくては。

犬さえ最期までみることができればそれでいいです。
姉が元気なうちに逝ける方が姪や甥に迷惑をかけずにすみます。
できれば、家をつぶして更地にするまでできれば嬉しいです。
希望は何もないから長生きはしなくていいです。
死ぬまでは健康でお願いします!

おやすみなさい

(^o^)v

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