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さよならは言わない

昨夜は遅くまで母の思い出話をみんなでしました。
22時、まだ夕飯を食べていなかったので、すき家の牛丼を8つ買ってみんなで食べました。
誰かと一緒なら食べることができます。

通夜はしません。
安置された母を孫に頼んで23時に帰宅。
犬は待ちくたびれていました。
今日は散歩には連れて行けませんでした。
ごめんね。

姉が帰って来て1時30分まで話す。
2時就寝。

6時起床。
8時に母のところへ。
ワンコを連れて行きました。
部屋には入れられないので、ドアを開けて外から棺の母に話しかけました。
「連れてきたよ。今日は犬の日だよ。ワンワンワンだって!」

お別れの会の最終打ち合わせ。
私の家は神道です。
母は神道が好きではありませんでした。
普通の仏式の家から、神道に嫁に来て違和感があったのでしょう。
「私の時はあんなのしないで。」と常々言っていました。

では、仏式でやるか、とはなりませんでした。私が。
私は生まれてからずっと神道なので、神道で送りたかったのです。
結果、無宗教で送ることにしました。
焼香、榊の代わりに、深紅のバラを用意して献花に替えました。

10時、お別れの会。
献花
母が書いた詩の紹介
母が好きだった3曲の紹介。
コピーした歌詞カードを配りました。
一番好きだった、365日の紙飛行機をみんなで歌いました。
母が本当に好きな曲でした。

お別れ。
たくさんの花で棺を埋め尽くしました。
母がいつも着ていたジャケット、犬の服と写真、姉の作ったカステラを一緒に。

出棺。
母の遺影を胸に抱いて助手席に乗りました。
誰もいない火葬場。
建て替えて日の浅いホールは明るく日が射し込んでいました。

もう一度棺の外から顔を見て「また会おうね。お話しようね。」
赤いボタンを押しました。
ガタンという音が、広いホールに響きました。

膳は母の好きだった刺身と寿司がメインのものを選びました。
私が食べたのは、いなり寿司を一つ、茹でたエビを二尾。サザエを一つ、刺身を三切れ。
みんなが美味しい、と言ってくれましたが私にはよく分かりませんでした。
赤いボタンと冷たく響いたガタン、がずっと頭から離れません。

一時間後、集骨。
一番初めの一つは私が拾って。
みんなが入れた後、最後も長い箸を持って。
顎と喉仏と、頭蓋骨。
頭蓋骨を割るように促されて、箸で突きました。
そしてもう一度突いて。
手が震えていました。

まだ温かい骨箱を抱いて「母さん、帰ろう。やっと帰れるよ。」

神棚に母を置きました。
「これで良かったかな?分からないよ。今日からはここにいるんだからね。」

みんなでおしゃべりして母を偲びました。

18時、兄家族と姉家族が帰ってゆきました。
虚無感と安堵。
もう、母は苦しみから解放されました。

今日のお別れの会で司会の方に読んでもらった母の詩です。
日記帳ではない、スケジュールだけを書く手帳の余白に記してあるのを夕べ見つけました。

雲が流れる いつまで見れるかな
私の人生幸せだったのか不幸だったのか
3人の子供に恵まれ良かったよね
雲が流れる 暑い夏の昼前 7月1日

おやすみなさい

(^o^)v←コメントありがとうのマーク

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