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魅惑の日

8時30分に病院へ。
病室の前で主治医と一緒になったので二人で病室へ。
母の視線は定まらず、主治医の問いかけにもまともに答えられませんでした。
吐き気が止まらないことを私から話して吐き気止めの注射を朝と晩に入れてもらうことにしました。
レスキューの服用も多いので明日からベースを増やす、とのこと。
「しんどかったら、鎮静剤で眠ることもできますよ。」と主治医が話しましたが母の耳には全く入っていませんでした。
私も答えることができませんでした。
主治医退室。

足のマッサージをしたら、気持ちいいと何度も言ってくれて、少しだけしっかりしてきた様子。
「千代桃先生!お水を下さい。」とおどけて言うので笑いました。
作ったイチゴジュースもスプーンに三杯飲んでくれました。
器を私がスプーンでかき混ぜる時にカランカランと音がして、「魅惑の音だね!」と。
潰されていないイチゴをすくって見せると、「あーおっきい!ズルい!食べる食べる!」と子供のようにねだりました。
「食べる?あげたいけど、ちょっと大き過ぎるんだよね。半分ね。」と口に入れたら美味しい!と言ってくれました。

誤嚥の可能性が出てきて、飲み薬は全て注射に変わりました。
ポートが本当に役に立っています。
朝晩点滴が欠かせないので、ルートを取らなくていいのはとても楽だと思います。
注射も、全てポートから入れています。

昨日、看護士さんから提案されて午後から入浴予定でした。
「入る?どうする?」と聞いたら「絶対入る!」と。
入院して二週間、拭いてもらっているのみなので頭が痒くてかきむしります。
毎日吐いてシーツも汚れていますが、体勢を少し変えるだけでも母は苦痛を訴えるのでシーツ交換もできていません。

12時30分に吐き気止めと痛み止め。
13時に浴室へ。お願いして付き添いました。
電動ベッドが故障していてベッド移動が増えてしまってかわいそうでした。
浴槽に浸かったところで側に行きました。
「気持ちいい」と何度も言います。
「良かったね。辛いことばかりだったけどいいこともあったね。嬉しいね。またお願いしようね。ありがたいね。」
と言うと頷いていました。
「泡がブクブクしてるの分かる?」
「分かるよー。すっごい気持ちいい。」

部屋に戻ったらぐったり。
眠り続けました。

家に戻って洗濯、役所で手続き、昨日とは違う葬儀社。
病院に戻ったらまだ眠っていました。

19時、眠っていましたが頭を撫でながら「母ちゃん、帰るよ。ワンコが待ってるからね。また明日の朝来るからね。ゆっくり寝てね。」と話しかけたら、眠ったまま小さく頷いたのでびっくりしました。
「あ、聞こえてた?反応あると嬉しいわ。」また小さく頷いてくれました。

おやすみなさい

(^o^)v

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