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ハリーアップ

「もし、君が僕の子供を産んだとして、その後僕が死んだら君のお母さんは君を助けてくれる?」
「うん。母は元気だから、たぶん大丈夫だよ。」
「じゃ、僕の子供が君の側にいることができるね。」
また、泣いてしまう。
彼はこれを明るく言う。
もう死ぬことは前提になっていて、私はそれが悲しいのに、
「君は僕の子供が欲しくないの?」と言うのです。
「たぶん、子供はできないよ。私はもう年だから。」
「それでもいいよ。君は子供が欲しいんだろう?チャレンジだけでもしよう。」

転移が発覚する前、まさかこんなことになるとは思わなくて私は、
「早く日本に来て。子作りしたいんだから。私、年なんだからね。ハリーアップよ!」
と彼を追い立てていたので、彼は子供のことを言うのです。
気にしないで、と言っても「君を幸せにしたい」の一点ばり。
私は、彼が元気で生きていてくれればそれでいいのに、分かってもらえません。
口は災いの元。子供のこと言わなければ良かった。
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