泣いても変わらぬ
- 2021/06/14
- 22:22
休みでした。
中途覚醒7回。
昨夜、寝る前に、天井を見つめながら、
職場での会話を思い出しました。
アイリーン。
「鹿ちゃん、スタイル、いいよね!」
「アハハ!後ろはいいのよ。前が残念だからねー!」
「そんなことない。髪おろして、お洒落したら、きっと素敵よ。」
「いいの、いいの。もう、そういうの考えてないから。」
「鹿ちゃんはね、自信がないだけ。それだけなのよ。みんなそう思ってる。」
1人ぼっちの私をみんな、
心配したり、
不思議だったり、
訝しんだり、
憐れだったり。
それは、いつも、いつも、
ずっと、ずっと、
私に付きまとう、周りの人の思いです。
「なんで?」
もっと若い時は、
「理想が高いんじゃないの?」
と、言われました。
40代が近づいた頃から、
「どこかに欠陥がある。」
と思われるようになり、
今では、触れられることすらなくなりました。
「かわいそう、、、」
そんな感じです。
結婚して、彼の来日が決まり、
「これで私も周りから変な目で見られなくて済む。」
と思いました。
田舎ですからね。
いくら独身女性が増えたとは言え、
田んぼの中の一軒家で犬と暮らす一人者は、
やはり好奇の目で見られます。
結婚し、家庭を作ると、
本人以上に周りが安心するのです。
私だって、
自分がこんな人生を送るとは全く思っていませんでした。
普通に結婚して、
普通に生きていくんだろうな、と思っていました。
普通、がこんなに高いハードルだとは。
普通に、なんて思っていた私は、
自信過剰だったってことです。
「だから、アイリーン。自信がなかったわけじゃないのよ。」
そう天井に呟いたら、
ふと、母の言葉が脳裏に浮かんで涙が止まらなくなりました。
「この子はね、本当にいい子。新聞に載せたいくらい。」
母さん。
それは、きっと母からの最後の贈り物でした。
「自信を持って、生きていって。幸せになって。」
そんな、母親の願い。
だから、幸せになろうって。
結婚して、普通に生きて行こうって。
なのに。
彼は来なかった。
幸せを手にしようとしたら、
スルリと消えてしまった。
母さん。
アイリーン。
自信って、、、
そんなの持てるわけない。
みんな、私から去ってゆく。
きっと、私の何かが良くない。
足らない。
愛されるに値しない。
だから、もう全て諦めて淡々と生きて行く。
そう決めたのです。
母さんには、本当に申し訳なく思うけれど、
頑張って頑張って、出来ることは全部して、
それでも彼は来なかったのだから、
許してもらうしかありません。
ごめんなさい。
そう思いながら、ひたすら泣きました。
別れの時、母を抱き締めた彼。
全て嘘だったなんて。
「鹿子をお願いします。」
母の命をかけた願いを簡単に無下にした彼。
苦しい。
人生は、苦しい。
延々と山を登る感覚。
登るのを止めたら、崖に落ちる。
だから、登るしかない、そんな感じ。
ひたすらに苦しい。
朝も、昨夜の涙を引きずり、
モモの薬を潰しても、
テレビを観ても、
何をしても泣けてしまう、
そんな1日でした。
雨。
モモと二人、静かに砂壁部屋で。
明日は仕事。
気持ちを切り替えて頑張ります。
(*・ω・)
まさこさん
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中途覚醒7回。
昨夜、寝る前に、天井を見つめながら、
職場での会話を思い出しました。
アイリーン。
「鹿ちゃん、スタイル、いいよね!」
「アハハ!後ろはいいのよ。前が残念だからねー!」
「そんなことない。髪おろして、お洒落したら、きっと素敵よ。」
「いいの、いいの。もう、そういうの考えてないから。」
「鹿ちゃんはね、自信がないだけ。それだけなのよ。みんなそう思ってる。」
1人ぼっちの私をみんな、
心配したり、
不思議だったり、
訝しんだり、
憐れだったり。
それは、いつも、いつも、
ずっと、ずっと、
私に付きまとう、周りの人の思いです。
「なんで?」
もっと若い時は、
「理想が高いんじゃないの?」
と、言われました。
40代が近づいた頃から、
「どこかに欠陥がある。」
と思われるようになり、
今では、触れられることすらなくなりました。
「かわいそう、、、」
そんな感じです。
結婚して、彼の来日が決まり、
「これで私も周りから変な目で見られなくて済む。」
と思いました。
田舎ですからね。
いくら独身女性が増えたとは言え、
田んぼの中の一軒家で犬と暮らす一人者は、
やはり好奇の目で見られます。
結婚し、家庭を作ると、
本人以上に周りが安心するのです。
私だって、
自分がこんな人生を送るとは全く思っていませんでした。
普通に結婚して、
普通に生きていくんだろうな、と思っていました。
普通、がこんなに高いハードルだとは。
普通に、なんて思っていた私は、
自信過剰だったってことです。
「だから、アイリーン。自信がなかったわけじゃないのよ。」
そう天井に呟いたら、
ふと、母の言葉が脳裏に浮かんで涙が止まらなくなりました。
「この子はね、本当にいい子。新聞に載せたいくらい。」
母さん。
それは、きっと母からの最後の贈り物でした。
「自信を持って、生きていって。幸せになって。」
そんな、母親の願い。
だから、幸せになろうって。
結婚して、普通に生きて行こうって。
なのに。
彼は来なかった。
幸せを手にしようとしたら、
スルリと消えてしまった。
母さん。
アイリーン。
自信って、、、
そんなの持てるわけない。
みんな、私から去ってゆく。
きっと、私の何かが良くない。
足らない。
愛されるに値しない。
だから、もう全て諦めて淡々と生きて行く。
そう決めたのです。
母さんには、本当に申し訳なく思うけれど、
頑張って頑張って、出来ることは全部して、
それでも彼は来なかったのだから、
許してもらうしかありません。
ごめんなさい。
そう思いながら、ひたすら泣きました。
別れの時、母を抱き締めた彼。
全て嘘だったなんて。
「鹿子をお願いします。」
母の命をかけた願いを簡単に無下にした彼。
苦しい。
人生は、苦しい。
延々と山を登る感覚。
登るのを止めたら、崖に落ちる。
だから、登るしかない、そんな感じ。
ひたすらに苦しい。
朝も、昨夜の涙を引きずり、
モモの薬を潰しても、
テレビを観ても、
何をしても泣けてしまう、
そんな1日でした。
雨。
モモと二人、静かに砂壁部屋で。
明日は仕事。
気持ちを切り替えて頑張ります。
(*・ω・)
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