なぜ吐かないんだ！

今日は、姉と姉の子供たちが病院に行ってくれたので私は行きませんでした。

メールによると、想像よりもとても元気だったそうです。
甥が母の好物のゴマタマゴ(饅頭)を渡したら、
「冷凍庫に入れておいて！退院したら食べるから！！」
と言ったとか、、、
昨日は退院できないかも、、、と言っていたのがウソみたいです(苦笑)

アメ、ガム、ポカリの許可が出ました。(水はずっとOKでした)
アメを喜んで食べたそうです。

体力はあるんですよね、母。
テニスに畑に仕事もしていましたから。

手術前「この手術でガクっと一気に悪くなったりしませんか？」
と言う母の問いに主治医は、
「見た感じ大丈夫と思う人は大丈夫なんですよ。あなたの場合は絶対に大丈夫。」
と言いました。

開腹してみたら、予想と全く違ったわけですが、、、

たぶん、ここまでガンが進んでいると、普通はもっと生活に支障があるんだと思います。
ところが母の場合は、それが表に出ないので開腹してびっくりする結果になってしまいました。

抗がん剤が効いているかCTを撮ったのが9月5日。
その結果、胃が破裂寸前だったことが分かったのですが、
この前日、9月4日、母がどうしてもうどんを食べたい、と言うので、母と彼と私とで外食したのです。

母(ガンの王様ステージ4b)は、ゴボウ天うどんとおむすびを、
私(30歳若い)よりも彼(180センチの元軍人)よりも早く食べ終わっていました。

そして、帰り道、クリスピーのハーゲンダッツが食べたい、と言ってスーパーに寄りました。
あいにく売り切れで、私と彼は諦めて帰ろうとしたのですが母は、
「どうしても食べたい。違うスーパーに行こう！」と言い出しそこでみつけた残り5つを全て買い占めたのです。
もちろん、一つはその日のうちに食べました。
「明日も食べよう！」とゴキゲンでした。

この時すでに胃は限界を超えているにもかかわらず、食欲旺盛、元気モリモリだったのです。

執刀医に、
「吐いていないのですか？20年この仕事してますが、これだけ胃に物がつまっているのは初めて見ました。普通は吐いてしまうんですよ。吐かない人は食道が破裂するんですよ。」

「そう言えばずっと胃がおかしい、と思ってた。」
とか言ってましたが、おかしい、ぐらいの自覚症状だからこうなるんだよ、、、と思いました(苦笑)

私が食べたうどんは、ブログ写真に使っている天ぷらうどんです。
母との外食は、このうどん屋に行くことが多いので、この写真にしました。

また明日。
おやすみなさい。

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