同じなんてない

2020/10/19
22:22

仕事でした。

睡眠導入剤を飲んで、なんとか四時間の睡眠を確保。

「あぁ、また朝が来た、、、」

憂鬱。
働かなければ。
モモと二人、生きてゆかなければ。

胃薬を飲んで、漢方を飲んで。

「モモちゃん、お仕事だからね。いい子にしててね。」

忙しい１日。

明るく朗らかな同僚たち。

「同じ時を生きているのに。同じ場所で、同じ仕事で、同じように生きているはずなのに、どうして私はあんな風に笑えないのだろう。」

愛想笑いで話を合わせ、吐き気を飲み込み、
睡眠不足のだるい体に鞭打って。

「あぁ、どうしたら楽に生きてゆけるのだろう。」
そんなことを考えながら、働きました。

「生まれて来る時も、死ぬ時も、誰だって一人。」
「どんな人にも悩みや苦しみはある。」
「上がり続ける坂も、下り続ける坂もない。」

ネットで拾ったポジティブな言葉を心で唱えてみるも、
それでも、なお、押し寄せる不安と孤独。

「いや、やっぱり私は独りだ。」

仕方ないことなのに。
母さんは、もう絶対に戻ってはこないのに。

やり場のない悲しみを抱えて、モモの待つ家へ。

「モモちゃん、ババに会いたくない？」
「はぁ？」

モモのように、強く生きたい。
過去を振り向かず、ただ、生きてゆく。
その強さが欲しい。

夕飯。

ただ、腹を満たすだけの、味のしない食事。
一人ぼっち。

母がいなくなって、３年繰り返した一人の夕飯。
この先もずっと、ずっと、ずっと。

いつかはモモさえもいなくなる。

「モモちゃん、まだまだ頑張ろうね。」
「うん。」

今夜は、良く眠れますように。
明日は、今日より良い１日になりますように。

(*･ω･)b
かっこさん、じゃいさん、まさこさん

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