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記事一覧

さよならだけが人生だ

結局、私の車はガススタの人の仲介で、個人売買することになりました。買ってくれる人に会って来ました。良くない点をたくさん言いましたが、どうしても譲って欲しいとのことだったので、売ることにしました。4月から新社会人の彼女、私の車のデッキが気に入ったそうです。「え?このデッキがいいの?」と思わず声が大きくなりました。そう言えば「これ高いんだよ。」って彼が言っていたのを思い出しました。実はこの車、前の彼氏...

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雨のち雨

仕事の帰り道、峠に入る前、20分ほど海岸線を走ります。デッキにiPodを繋いでいますが、母が亡くなってから、車の中は無音です。悲しい音楽を聞けば涙が出るし、明るい曲は落ち込むばかりだし。でも、今日は、この車とももうすぐお別れだな、と思うと、ふと何か聴きたくなりました。カーペンターズを選びました。普段、洋楽はほとんど聴きませんが、ボーカルのカレンの声が好きなのです。yesterday once moreが流れてきました。信...

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コーヒーと記録

休みでした。7時起床。車の任意保険の手続きに来てもらうので、餅を食べた後、掃除に勤しみました。母のテニス仲間だった方なので、しっかりやっている、と思われたい見栄があって、普段はしない玄関の掃き掃除をしました。モモがギャンギャンないているのを無視して、外回りもざっとですが、キレイにしました。神棚の榊がしおれていましたが、これはもう買いに行く時間がないので諦めて。10時にお腹が空いてシリアルと二杯目のコ...

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戻らぬ日々

朝、職場に着いたら、ユミちゃんが駆け寄ってきました。「メバルの煮付け食べる?」「うん、好き!」「煮崩れてるけど、食べて。」受け取りながら、涙がポロポロとこぼれてしまいました。「え!鹿子さん、泣いてるの?お母さん思い出した?」「へへ、優しさに飢えてるからね(笑)」「私のことお母さんだと思って(笑)」「若すぎる!もっとシワが必要(笑)」メバル。母さんのメバルの煮付け。春になったら、毎年父が大きなメバルを釣っ...

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展望

隣の地主さんの息子さんは東大卒です。おそろしい、、、同じ土地に育ったというのに、私の無印不良品っぷりってば(@_@)(笑)もう定年退職されていますが、元官僚、今は東京に住んでいらっしゃいます。地主さんはケアホームに入所していて、家や畑のことができないので、この息子さんが月に一度帰省してやっています。東京って、ここからかなり遠いです。飛行機か新幹線を使わないと無理な距離です。毎月帰って来ては、庭の木を剪定...

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支柱

私を支えているのは、わずか3.2キロのトイプードル、モモです。どんなに苦しくてもモモが頑張っているから私も頑張れています。朝、私が慌ただしく用意している間、立ったまま、ひたすら抱っこされるのを待っています。着替えが終わって「はい、おいで!」と言うと膝の上に飛び込んできます。時計を見て5分間だけ抱っこします。「モモちゃん、イイ子ねー。今日も頑張ろうねー。お仕事だからね。お留守番。頑張ろうね。イイ子だか...

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花咲号

休みでした。洗濯と洗い物の後、母の車に乗ってローソンへ。コンビニ受け取りの荷物を受け取って、からあげくん海老マヨ味を買いました。一個増量中だったので迷いなくゲット。店内から外を眺めたら、母の車が太陽に照らされてキラキラ光っていました。「かわいいかもしれない。」赤くて丸い軽自動車。赤は、色が褪せた時に汚くなるからと私は反対しましたが、どうしても赤がいいと言って、母はこの車を選びました。私の好みでは全...

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ちりつも

目覚まし時計の電池が切れました。単2です。昨夜、家中を探しましたがありませんでした。「母さん、明日買い物行った時、単2電池買っておいて!」「いいよ。」こんなちょっとしたお願いができないことが、地味に、強烈に私を追い詰めます。「ない。なんで?こんなに物があるんだから、単2ぐらいあるでしょ。どこ?母さん!もう!単2!」むきになって泣きながら探しましたが、結局ありませんでした。電池の買い置き。1人暮らし...

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ただいま実験中

ユミちゃんが嘔吐下痢で休みました。怖い、、、次は私でしょうか(@_@)ご存知の通り私は泣き虫です。同じ遺伝子、環境だったのに姉は滅多なことがない限り涙を見せません。母がガンの告知を受けた日、私は我慢できませんでしたが、姉は母の前では決して泣きませんでした。悲しみが多いとか少ないとか、そんなことは涙の量では量れません。私はただ、そういう性質だ、ということです。姉はきっと誰もいないところで泣いているはずで...

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無駄話と記録

先週、甥(姉の子)が無事、大学に受かりました。センター試験の結果が悪かったので、第一志望校ではないですが、本人の希望する学校に決まりました。姉が母のことでバタバタするなか、よく頑張りました。母も安心していると思います。姉の1番目の子は本州。2番目は四国。今回、3番目は九州です。「あの子は九州よ。」と言っていた母の予想が当たりました。姉は自分が大学を諦めて悔しい思いをしたので、四人全員を大学進学させる...

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